当時高校入学して間もなかった私は何の部活に入ろうか迷っていましたが、友達の勧めで演劇部に不安ながらも入ることになりました。
最初の部活の時に自己紹介を演技で皆の前でしました。
その時彼がピカチュウのモノマネで自己紹介をしていてとてもかわいいなと思い少し気になり始めました。
そして部活などで一緒に過ごしていくうちに彼の優しさなどに触れ好きだと自覚しました。
そして初夏に告白をしました。
結果はダメ。
友達としていたいという言葉が帰ってきました。
物凄く悲しかったし今までに無いくらい泣きました。
でも諦めることなんて出来なくて親友として彼の隣にいて頑張っていきました。
そして2年生の秋にもう一度告白をしました。
返事はごめんね。好きだけど部活のこともあるから(当時部活内で恋愛事でちょっとした事件があったのです)付き合えない。
2度目も同じ返答。
友達にも諦めた方がいいんじゃないと言われました。
それでも諦めることなんてできませんでした。
断られても彼を想う気持ちが変わるはずがないんです。
月日は経ち3年生になり部活も引退した頃私と彼はもう2人で出掛けることに対して躊躇なんてないほどに親密な関係になっていました。
ある日私の家で遊んでいた時ずっと気になっていた彼のLINEを見てしまいました。
そこには同級生から告白されているメッセージがありました。
しかも1人ではありません。
このままでは卒業までに彼が遠い場所に行ってしまう。怖くなった私は彼を駅まで見送る道中にまた告白をしました
「君の隣にずっといて、これからも支えていきたい大好きです付き合ってください」
そういいました。また振られたらどうしようなどという不安で押しつぶされそうでした。
すると彼は
「ずっと、またせてごめんね、僕も好きだよ」
そう言ってくれました。涙が止まりませんでした。
3年間の努力がやっと実ったのだと心から幸せだと思えた日になりました。
彼との交際はまだ始まったばかりですが今まで以上に幸せな日々を過ごしていきたいです。
written by 恋エピ公式
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