大切なことに気づかせてくれたカレ

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高校生の時は好きと言われたら付き合うような私でした。
自分から好きになることは少なく、言われたからなんとなくで付き合い始めることが多く長続きすることはなかったです。

そんな中、高校1年の時から仲良く、部活の悩みも自分自身の悩みもなんでも相談できる異性の相手(以外Tくん)がいました。
高校3年の時、別の人に好きだと言われまた何となく付き合い始めた頃、Tくんに「お前が誰かと付き合うたびに俺は苦しかった。
恋の相談なんて乗るのは正直しんどい。
お前は好きと言われたら自分も好きなのではと勘違いして付き合ってしまうことが多い。
それは本当の恋愛じゃない。俺はお前が好きだ。
これを伝えたからといって付き合ってもらいたいわけじゃない。
ただ、好きだと言うことを覚えておいてほしい。
お前には自分からしっかり好きになった相手と付き合ってもらいたい。」っと伝えられました。

その言葉が心に刺さり、当時付き合っていた彼氏とはすぐ別れてしまいました。

それから高校を卒業してTくんとは別々の大学へ進学しました。
そこで出会った大学の先輩に一目惚れし、一目惚れが本気の恋に変わり一生懸命アプローチして見事付き合うことができました。

高校生の時のTくんの思いを聞いて自分の恋愛の仕方を一から見直すことができました。
Tくんのことはしっかり自分の言葉で断り、付き合うことはなかったですが、私に本当の恋を教えてくれた今でもかけがえのない存在です。

現在、大学の先輩と付き合って4年になります。お互い社会人になり、この間プロポーズされました。
今の私があるのはTくんのおかげ。
Tくんとは音信不通になってしまったけどいつか「ありがとう」と伝えたいです。
ありがとう!!

written by 恋エピ公式

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恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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