名前だけ知りました

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高1の春、寝坊をしていつもの電車に乗れず、乗り換えできずに校門ダッシュかと絶望の中、次の電車に乗りました。すると次の停車駅で入ってきた男子高校生にヒトメボレ!!
顔がイケメンとかじゃなくて遺伝子が(?)もうビビッと来て世界が輝いて風が吹きました。制服を見ると超有名某私立進学校でした。(笑)
が、いつも乗らない時間の電車、その上部活(吹奏楽)では鬼の先輩による朝練が強制となり、絶対に乗らない確定!
どこか街で会ったりしないかなあと思い続け、夏、寝坊をしてしまいあの電車に乗ることに。彼と再会し、彼は数学llの教科書を持っていました。そこで「一つ年上なのか」と判明。
が、ちゃんと真面目に朝練に行ったためもう会えませんでした。
高2の秋、鬼の先輩は引退されたので朝練はやめました。久々に彼の乗る電車に、と乗りましたが彼は乗ってこず絶望。
校門ダッシュしてもいいやと思い一番遅い電車に乗ると、ついに発見!
それからというものの、毎日のようにその時間に乗り、隣に座ってきてくれるように計算して座ったり。そうすると毎日のように隣で座るように。話しかけようとずっと思っていたけど黙々と参考書を読んでいる姿に話しかけれず、そもそも勇気もなく。
でもどうにかして接点が欲しくて、降りた時に靴をわざと踏んで「すいません」とか言ったり←最低 笑
そしてもう卒業してしまう!と焦った私は彼の間にわざとペンを転がして気づいてないフリをして降りる間際に
「すいませんこれ…」と渡してもらったり、でも結局話すことなく卒業されました…。知るのは知り合いの先輩から教えてもらった名前のみ。
いつか会いたいなあ…。

written by 恋エピ公式

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恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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