私は小学校に入学して、初めて会って、隣の席になった男の子に恋をしました。笑うとくしゃっとなる笑顔が好きでした。
私は家から離れた幼稚園に通っていたので、当時知らない人ばかりで、逆に他の人は友達ばかりで、その子ともすぐには仲良くなれませんでした。
でもその後もずっと好きで、バレンタインの度に渡してたのですが、
ホワイトデーになるとお母さんの車でお返しを持ってきてくれたのですが、その子が後部座席に乗り込む時に同じ袋が7個くらい並んでるのを私の母と共に見てしまい、
小五から、「その子が好き」と思うのを諦め、バレンタインも渡さなくなりました。
その子が好きな子と両思いなんだとか噂が来る度に、諦めようと思いました。
私の中学は他の小学校からも入学してくるので、新しく友達が増えるのですが、案の定好きな子はできず、そのまま約1年過ごしました。
そしたらなぜか、元々好きだった子に中一のクリスマスに告白されました。それはとても嬉しかったのですが、私はバレー部、その子はサッカー部に入っていてお互い忙しく、また小学校の1、2年生以来同クラになったことがなかったり、友達たちが付き合ってはすぐ別れを繰り返していたので、自分もすぐ振られるのではないかと考えたら怖くなってしまい、考えた末に、「好きだけど、このままの関係がいい」ということと、「高校生になるまで付き合う気は無い」と伝えました。(私は友達にちやほや言われると、顔が赤くなってしまう癖があり、言われるのが苦手だったので、それもあって『付き合ってる』というのが嫌でした。
でも結局は『私とその子が両思い』という噂がすぐに広まってしまいました笑)
それからは毎日LINEしたりするようになって、夏に花火を見に行ったりもして、迎えた卒業式では、みんなの前で第二ボタンを貰いました。
そのあとの春休み、今までずっと遊んだことはなかったのですが、やっと遊べるようになって、その時に、「もーつきあっちゃだめ?」と言われてキュン死しました。笑
高校生になるまでずっと待っててくれた彼に感謝です。
そっから付き合って約1年経ってもうすぐ高二です。
あの時付き合っていれば3年経っていたのか、と少し後悔しつつ、
小一で好きになった人と付き合えてる私は幸せ者です。
written by 恋エピ公式
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