お願い、もう一度

お願い、もう一度

中学生になって地元の中学校に入学。そこは3校の小学校が集まり、はじめましての子がたくさんいて、ウキウキでした。初めての隣の席が彼です。
最初の印象はすごく背が高くて怖かったのだけど、話していくうちにすごく楽しくて特別な存在になってました。そんなとき彼に好きな人がいるという情報があり、気になって友達に聞いたところこっそり私だと教えてくれました。私の学校は男女とも仲が良かったため遊ぶときはお互いの家で７から10人の大人数で遊んでました。Xmasやハロウィンもそんな感じで遊んでました。どんどん私の好きな気持ちもたかまって両思いだって噂がたっていくなかでなかなか付き合うにふみきれず、思えば2年立ちました。そんなとき、見かねた私の愛すべき親友2人（その二人は彼とも友達）が彼に「この誕生日に告らなかったらあきらめるらしいよ」といって彼をその気にさせ、告白してくれ、みんなにも応援されカップルとなりました。しかも、そのとき、私は生徒会副会長彼は生徒会執行委員の生徒会カップルでした。友達の延長みたいなカップルでいつも大人数で夏祭りや帰りだったけど、みんなから祝福され、幸せいっぱいでした。だけど、付き合い始めたのが3年生の6/19まさにもう受験生。私は無理だろうみたいなところを受ける予定だったので、夏休み終わりから受験勉強にはげんでいました。そんなとき彼も同じ学校を受けることを知りました。（ホントの偶然です。）その学校で受けるのはふたりだけで一層頑張ろうという気持ちになりました。

二人で励まし合いながら、ほんとに無理だと思っていた高校に無事合格！すごく嬉しかったです。まあ、クラスは別々だったけど、しかも遠いところから行くので二人共寮でした。食事も勉強も同じところでするのでいつも彼が見える状況です。時々は地元に一緒に帰ったりして、地元の中学のことも遊びました。でも、お互い忙しくなかなか話せなくなるときが増え、電話もなかなかしないようになりました。でも、中学校の友達からはもう安定の二人と言われ、そこは安心してました。彼も優しくて振るような人ではないと思ってました。でも、そんなとき珍しく彼からの電話。その時気づかなかったのですが、何とラインで聞いたら、別れよときました。薄々感づいていましたが、まさかのことでした。でも、LINEですませられないと思った私は次の日わずかなギガで電話をしました。泣かない話をするだけ、別れるのはわかってるけど理由を聞きたいと思い電話したつもりでしたが、電話した瞬間ボロボロでした。相手に文句ばっかり言ってしまい、好きなのに好きなのにと思いながら、相手もごめんね、お前は悪くない、もうどうにでも言ってくれと言われました。理由は高校に入って話さなくなったから、これからも友達でいようといって電話をきりました。それから半年、同中からこの高校に来たのは二人だけで地元も同じなので業務連絡を時々するのみなのに、新年にはあけおめときました。

付き合っててもめったに来ない彼からのラインが来たのです。腹が立って嬉しくて気づけば泣いていました。でも、彼は高校でモテいま好きな人がいるそうです。そんな姿を毎日のように寮でみながら過ごさなくてはいけない。どうにか彼を忘れたい。だけど、受験生だったあの6/19から高1の9/10までの期間が忘れられません。友達ではいられないでも、離れたくない。友達からは「結婚するとおもよった」と言われ、笑い話にしてくれるけど、すごく辛いのです。
お願い、もう一度振り向いて。

written by 恋エピ公式