去年の秋頃、喫茶店好きな私はいつも通っているお店へ行きました。
常連さん同士仲が良くマスターも含めて遊んだり仲のいい人達とお店で会えばよく喋るような不思議な空間でした。
そんなある日、1人の男性と出会いました。
シャツとジャケットをビシッと着ている彼は珈琲を飲みながらパソコンで作業をしてました。
聞くと彼は他大学を卒業した後浪人を経て医大に現在通っているとの事でした。
その後も何回かお店で会い2人でご飯へ行く事に。そこで初めてお互いの年齢を知りました。
10歳差であること彼は29、私はその年で19になりますが、まだ18でした。
元々大人っぽく見える私は彼にとても驚かれました。
ただ、彼の話す内容に興味を持ったのと元々社交的で怖いもの知らずな私は彼に強く惹かれ何度かの食事の後告白をしました。
まだ出会ったばかりだし少し時間が欲しい。
彼はそういいましたが私は可能性はないのかなと思っていました。
彼を昔から知る常連さんやマスターにこっそり相談したりしていましたがきっと慎重派で誠実な彼の事だから無理だろうなと思っていました。
そんな中何事も無かったかのように彼とあそび1ヶ月が過ぎた頃、我慢が出来なくなり「私の事、まだ時間必要ですか?」と聞くと「必要ないですよ」と彼は答え「悪いようにはしないから待っててくれますか?」と言いました。
その週の日曜、彼と夜ご飯でフレンチレストランに行きそこで「僕は貴方にとても興味があります。良ければお付き合いしてくださいませんか?」と告白してくれました。
お互いさん付けで呼び合い、敬語で話していたのが今では彼は私を下の名前で呼び敬語を払って話してくれます。
私の方はまだかれをさん付けで呼びますし、電話やメール、外でお話する時は敬語なものの2人の時はなるべくカジュアルな言葉でお話します。
今では沢山喧嘩をして沢山甘え沢山我儘を言える存在にまでなりました。
カッコよくて紳士的で知的な彼が好きと言ってくれる黒髪ロングと眼力の強いこの大きな目は私が私を好きになれるきっかけにしてくれました。
沢山の人から言われる綺麗や可愛いや大人っぽいなどなど…よりも、彼の綺麗だよ。好きだよ。が1番私を幸せにしてくれます。これからも仲良く喧嘩していつか幸せな家庭を築ければいいなと願っています。(因みに私は彼の後輩になるべく現在彼の医大を受けようと受験生頑張っています。)
written by 恋エピ公式
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