高校3年生の頃、塾に通っていて、そこにはとっても格好良いバイトの数学の先生がいました。
見た目はとても格好良いのですが無口で人を寄せ付けないような人でした。
それでも私は仲良くなりたくて、一生懸命分からないところを質問しに行きました。
すると、だんだん仲良くなって笑顔を見せてくれるようになり、女子の中では私が一番仲良い存在になりました。
その頃、どんどん成績も上がり学校で、数学の順位で1位を取りました。そのことを報告した時の先生の笑顔は忘れられません。
それから先生と同じ大学を受験すると決め、その大学に受かったら先生と2人でご飯に行く約束をしました。
しかし、私は受験に失敗し、不合格。
泣きながら塾へ向かいました。
先生方に報告をし、もうその先生にも会えないなと思いながら塾を後にしようとすると、塾長の先生から、大学は違うけれど地元には残っていることになったため、アルバイトとして塾に勤めて欲しいと言われました。
教師を志望しているため、良い機会だと思い勤めることにしました。
それから、その先生とシフトが被り、2人で話す機会がありました。すると『スマホ出して』と突然言われて連絡先を交換してくれました。
私は合格してないのに、と伝えると『そんな事気にしてないし今もここに居るからそれで良いでしょ?』と言って、デートのお誘いをしてくれました。
それから何度かデートを重ね、先生から告白されました。もちろん返事はOKで、今でも幸せに過ごしてます。
ちなみに彼は私が受験勉強をしている頃から想いを寄せてくれていて、卒業したら想いを伝えると決めてくれていたみたいです。
written by 恋エピ公式
Sponsored Link
旧サイト運用中に公開した作品と、ご投稿いただいたエピソードを掲載しています。