底なしの優しさ

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彼と付き合って1週間のことです。
彼の優しさに感動した出来事です。
まず、彼とは、合コンで知り合い、私の一目惚れでアプローチし、合コンの次の日ドライブした後に告白してくれて、付き合うことになりました。

付き合って1週間のところで彼が私の家に泊まりにくるということで、仕事終わりに来てくれることになりました。私は飲み会だったため、23時頃家に帰り、彼は23時半頃に着くと連絡をくれていました。

しかし、私は仕事の疲れと、お酒の酔いがまわり、ものの数分で仕事着のまま、寝てしまってました。
当時の私の家は、マンションの9階。合鍵も渡さず、玄関チャイムや電話にも気づかないまま爆睡してしまっていました。3時間後の2時半、ムクッと目が覚めた私は、付けっ放しの電気と携帯電話を見て、顔面蒼白。すぐに彼に電話をしましたが、出なかったので、相当怒ってる!!せっかく明日はデートなのに、、、と、かなり焦っていました。するとすぐ、折り返しの電話が。恐る恐る電話にでて、私はひたすら平謝り。

すると彼は
「大丈夫??すごい心配した〜(;ω;)明日朝早いし、帰りたくなかったから今マンションの前のコインパーキングに車停めて寝てた!そっち行っていい?」
と、全く怒ることなく、むしろ心配した様子で電話にでてくれました。
すぐ玄関の鍵を開け、彼が部屋へ。

扉を開けるなり平謝りの私でしたが、彼はすぐ私を抱きしめ、
「何かあったんじゃないかと不安になってたけど、何もなくて本当に良かった」
と、目に涙を浮かべながら、言ってくれました。

ただ酔って寝てしまっただけなのに、そこまでの心配をさせて、さらに罪悪感でひたすら謝りまくりました。逆の立場であれば、私は怒ってたと思います。私の今まで付き合って来た人も、このような優しい言葉をかけてくれる人はいないと思います。

その彼の優しさに感動し、私も広い心、余裕のある心を持とうと思えました。彼とは1年後結婚し、同時に妊娠中です。彼の優しさは、付き合い始めも結婚してからも何も変わりません。彼のおかげで、私も前より心の余裕を持てたと周りからもよく言われます。彼と出会えて本当に良かったと、心から思えます。

written by 恋エピ公式

エピソード投稿者

恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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