年上従兄弟と幼かった私の恋心

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私と彼が出会ったのは12年前
私が12歳、彼が22歳でした。

私の叔母さんの旦那さんの従兄弟という血縁関係はないにせよ、親戚の夏の行事(BBQ) で彼をみて幼いながらも一目惚れ。

もちろん当時の彼は ""妹的存在""として可愛がってくれました。

どうあがいても、 彼との歳を埋めることは叶わず、恋には発展しないと勘付いた私は別の楽しみも見つけ、自分の中では""一夏の恋""くらいな感覚で日々の生活の中で忘れて行きました。

それから6年後
SNSが発展したこの時代だからこそ、facebookでお互いの名前を発見し繋がりました。
高校を卒業する間近だったので、進路の相談など何度かご飯に行ったりしました。
私は卒業後4年間アメリカの大学に行く予定だったので、今度は歳の差ではなく、タイミングも合わず恋には発展しないな。と思っていた時、
これからも辛い時支えていきたい。と彼からお付き合いの申し込みが。

付き合って直ぐに遠距離恋愛になるのにも関わらず彼からの直球な告白を受け取ることにしました。
6年前に一目惚れした相手と付き合うだなんてまったく思っていませんでしたが、直ぐ渡米。
時差14時間昼夜逆転。
めまぐるしく過ぎる日々の生活、そして環境の変化と若さを理由に "遠距離恋愛ではなく肌で感じる恋人がほしい。もっと遊びたい。""など、更なる欲求が出で来てしまったこともあり、わたしから別れを申し込みました。

私が風邪をひいて扁桃腺が腫れると日本から大量にケアグッズを送ってくれたり(ノドヌールなど笑) 日本食が恋しいと呟くと 日本食がたくさん詰め込まれた梱包を送ってくれたり、サラリーマンで毎日忙しい中、時差の関係で昼間逆転生活にも笑顔で付き合ってくれていた彼を、自らの欲求の為だけに手放しました。


そんな彼は私のことを怒りもせず、""関係が変わっても応援させてほしい。"" と 連絡を頻繁にしてくれていました。

別れを告げてから半年後、学費のことを考え直し編入を考えたり、授業についていくのに精一杯・げっそりした私をみて彼が""一度日本に帰ってきてリフレッシュすれば?""という言葉と共に なんと、高額な航空チケットのプレゼント。
こんなに自分の為に尽くしてくれる人に初めて出逢ったと本気で思いました。

一時帰国をし、リフレッシュをしていると彼の存在が自分の中で既にどれほど大きいものかというのに改めて気付いたと共に感謝でいっぱいでした。時差もなく一緒に過ごす毎日は幸せで離れがたいものでした。彼も同じ気持ちだったのか、帰国する1週間前に、な!な!なんと!19歳の私に、プロポーズ。
もちろん親戚中おどろき。

まさかの展開でしたが、あの時のお互いを思う気持ちは計り知れないくらい大きかったと思います。
その後直ぐ結婚妊娠をし、20歳になる2ヶ月前に出産。

幼い頃からアメリカの大学を夢見てきた私には、日本で今後の人生を送るという選択肢はなかったのですが、今は子供2人・そして変わらず尽くしてくれる主人と 幸せに暮らしています。今でも、初対面のころの話をして盛り上がったりします(ほんと生意気な12さいだったよなーなど笑)

人生何が起きるかわからないと身をもって実感しています。

written by 恋エピ公式

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恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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