諦めない

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高校入学と同時に長年続けていた習い事をやめ、新しく部活に挑戦することにした。
先輩後輩という関係も初めてでおどおどしていた私。そんな時優しく接してくださった先輩。

憧れの先輩で、たくさん話しかけたりちょっかいを出したりしていた。体育祭の打ち上げには道案内ということで連れて行っていただいた。
でもたったの3ヶ月間しか一緒に部活できなくて、あっさりと引退。受験生ということもあり、LINEは控えようと思った。

夏休み明けのある日、渡り廊下から先輩の教室が見えることが判明。しばらく眺めていたら気づいてくれた!手を振って挨拶をした。LINEで感謝の言葉も伝えた。何度もやめようと思ったけどやめられなかった。LINEは毎日続いた。たくさん一緒に帰っていただいた。

クリスマス、学校に行って手作りのお菓子を渡した。直接言えなくてLINEで言った。「好きです。でも一回忘れてください。受験が終わったらもう一回伝えます」「ありがとう」

バレンタイン、チョコを渡した。「クリスマスの続きいいですか?好きです。」「なんて言ったらいいのかな、ありがとう」ちゃんと振ってもらいたかった。

3度目、先輩の卒業式前の最後の部活の休みの日、一緒に帰っていただいて、家に着いてからLINE。「曖昧にいてくれるところ好きなんですけど、これだけははっきりしてもらいたいです。年下じゃダメですか?」全然返信は返ってこなかった。

もうダメかなと思ったが4時間後…「今まで曖昧にしててごめんね。〇〇のことが好きだよ」夢かと思った。先輩は大学生になり、私は高校2年。全然会えなかった。なかなかどちらも忙しかった。

でももうすぐ2年記念日です。
とっても幸せです。

written by 恋エピ公式

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秘密 投稿エピ 736

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