きっかけは私の声

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きっとこのエピソードは、毎年春が近くなると思い出すと思います。

私と彼は付き合ってもうすぐ7ヶ月になります。同じクラスで出席番号が前後同士の私たちですが、最初の頃はお互い興味のない存在でした。
しかもその当時の会話といえば、私がパソコンの授業で分からなかったところを彼に聞いたことくらいです。それも、座席が番号順で隣だったからたまたま。その時の彼はすごく低い声で冷たい態度だったので、「もうこの人とは関わらないようにしよう」と思っていました。それ以降、全く話さなくなりました。

しかしある日の授業で再び会話をして以来、毎日LINEでも話す仲になったんです。
そして彼からの告白で、現在付き合ってます。

そんな彼が最近、風邪をひいてしまった私の元へお見舞いに来たときにある話をしてくれました。
それは「実は僕、〇〇(私)の声が好きなんだ。冷たく返しちゃったあの時も実は声に一目惚れしちゃって照れてあーなっちゃったんだ。そのくらいお前の声が好きだから、早く治してね」という話。

そのときに撫でてくれた優しい手つきと、話の内容に照れながら笑う彼が可愛くてさらに惚れちゃいました。

written by 恋エピ公式

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秘密 投稿エピ 736

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