高校生の時、当時大学生だった彼に出会いました。
彼はカフェの店員をしていたのでたまたま会うことが多く、そこから仲良くなりました。しかし、そのカフェが閉店する事に。
会えなくなる前に、と勇気を振り絞って連絡先を交換してもらいましたが、初めはまるで脈なし。彼のことは諦めました。
そんな中、偶然連絡する機会が生まれ、そこから毎日連絡しあうようになりました。
初めて電話をしたときにさらに打ち解け、一緒に夕飯に行くことに。その日から急激に仲良くなりたくさん遊ぶようになりました。
そして私は、遂に告白をしました。すると、「好きだけど、君が高校生だから付き合えない。でもこれからも友達でいてほしい。」と言われました。
こうしてフラれてしまったのですが、出かけた日の帰りは毎回最寄り駅まで送ってくれる優しい彼を諦めることができず、どんどん惹かれていきました。
しかし突然、連絡手段となるものを全てブロックされたのです。
貸していた本だけ返してほしいと彼に伝えると、最後に一度だけ会うことに。
そのときの彼は今までの優しい彼とは違い、とてもひどい態度で私を傷つけました。
女子校に通っていた私は、男の人と二人で遊ぶことも初めてでした。
だから彼は、私の憧れを全て叶えてくれたうえに、成長もさせてくれた人です。
終わりは良くなかったけれど、出会えてよかったと思っています。
甘酸っぱくて少し苦い、高校生だった私の恋でした。
written by 恋エピ公式
Sponsored Link
旧サイト運用中に公開した作品と、ご投稿いただいたエピソードを掲載しています。