高校生の時から遠距離恋愛で長期の休みしか会えなかった。
お互い専門学校に通い始めても、遠距離が続いていましたが、バイトしてお金貯めて、月に1度は会えるようになり、とても幸せでした。
二人だけで過ごすはじめてのクリスマス。
買い物を済ませ楽しいクリスマスを過ごしたけれども、1番楽しみにしていたケーキはお店が閉まっていて買うことができませんでした。
私が「ケーキ食べたかったなぁ…」と残念がっていると、部屋が真っ暗になり
彼がアイスケーキを持って来てくれました。
「なんで!?なんで!?」と、驚きながら嬉しくて泣いていた私に、彼は
「ずっとアイスケーキ食べたいって言ってたから、サプライズで昨日買って来たんだよ」と、優しく笑う彼。
お店も最寄駅から3つ目の駅にあり、私のために買いに行ってくれたことや、バイトで貯めたお金で買ってくれたことを考えると、嬉しくて涙が止まらず彼に抱きつきました。これが彼からの最初で最後のサプライズでした。
written by 恋エピ公式
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