月曜日の秘密

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当時働いていたバイト先が、閉店となり地元に戻って、工場で働いていた時の話です。

彼は、工場の設計施行会社の人、私は、工場勤務でした。
彼は、私の部署の施行は担当外でしたがその日はトラブルがあり彼が私の部署に作業しに来ていました。

その時に、彼の方から話しかけられました。
その時、私この人と付き合う!と直感で思いました。
周りからも初対面にも関わらず、雰囲気が似てると言われるぐらい、話し方も似ていました。

その時は、名前も聞けずにいましたが、次の日また彼が現れ話しかけてくれて、名前を知ることが出来ました。
私の部署から廊下が見えたので、気づくと彼の姿を、探すようになっていました。
終業後に廊下で会うと、話す様になっていました。
一週間後には彼と、2人になる場面があり、彼の方から連絡先を聞いてくれました。

その夜、彼から電話があり1時間くらい、自己紹介から将来の事まで話しました。
その後彼とは仕事終わりにドライブへ行ったり、徹夜の際のお弁当を作って渡したりしていました。
彼は私の気持ちに気づいていたし、思いを伝えましたが仕事が忙しく、ちゃんとした答えを貰えないまま年度が変わり、彼が工場全体の担当から外れてしまい会える回数が減りました。
連絡先は知っていましたが、連絡してもなかなか会うまでには至りませんでした。

たまの月曜日メンテナンスや、工場見学で会えるのが楽しみでした。
工場に来る時は必ず連絡してくれて、出勤してるかどうか聞いてくれていました。

半年後、私が夢を叶える為に工場を辞めることになり、久しぶりに連絡をしました。
トントン拍子にご飯を食べに行く事が決まりました。
仕事終わりに待ち合わせ場所に現れた彼は、いつもの制服から私服に変わっていて、凄くかっこ良かったです。

ご飯を食べて近況報告をして、彼の車で少しドライブをして、そのままキスされました。ちゃんと"付き合って下さい"との言葉はなかったけど、一年越しの片思いが叶って凄い幸せです。カッコつけないところも彼らしくていいかなと思ってます。

好きと言うのは私の方が多いですが、不意打ちで彼の方から言ってくれると、キュンとなります。
お互い同じ県内に住んでいますが、彼の出張が多く、ほとんど遠距離恋愛状態に近いですが、春に彼のお家に引っ越して同棲を始めます。
彼と付き合うまで、沢山の人に応援して貰って支えられて来ました。
次の報告は、彼と結婚しますだといいなと思っています。

written by 恋エピ公式

エピソード投稿者

恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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