真っ直ぐな彼の気持ち

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一年程前から、サークルで知り合った1つ上の先輩Xと付き合っています。

彼が私のことを好きだったのは周りからも言われていたし、気づいていました。
でも私は違う先輩Bが好きで、気づかないふりをしていました。
私が好きだった先輩Bは私と飲みに行ったり、デートしてくれたりして時間の問題で付き合えると思っていました。しかし、その先輩Bには彼女がいることを知りとてもショックでしたが、私は先輩Bに、「彼女さんいるんですね笑」って悲しさを隠して言ったら先輩Bは「彼女より前にAちゃん(私)に知り合ってたらAちゃんと付き合ってたんだけどなぁ」と言われたので、先輩Bのことを諦めました。

その頃、街はクリスマスモードで、私は寂しさでいっぱいでした。
そんな時、先輩Xからラインがきて、クリスマスの日にデートに誘われました。ケーキ屋でバイトしていた私は「23時までバイトがあるんです…」と断ったら、「その後でいいよ」と言ってくれたので、先輩Xとデートに行きました。こんな時間にどこに行くんだろうって思っていたら、車で夜景が綺麗なところに連れて行ってくれました。なんとなく察していたけど、先輩Xは私に告白してきました。

「AちゃんがBの事好きなのは知ってるけど、言わせてほしい。俺は今月でサークルを辞める。来年からは訓練が始まるから。Aちゃんに気持ちを言って、けじめをつけて訓練を始めたい。Aちゃんがサークルに来たときから好きでした。付き合ってください」

先輩Xはパイロットになる為の学校に通っていて、訓練が始まれば寮生活でした。
私は、先輩Xの気持ちを知りながら、知らないふりをしていたのにずっと私のことを想い続けてくれたまっすぐな気持ちを信じて、付き合うことにしました。
いま私は、彼を選んで本当に良かったと思っています。訓練があって、月に1、2回しか会えませんが、会える時は空港デートをして、目をキラキラさせて飛行機を解説してくれる彼氏が大好きです。
あの時勇気を出して告白してくれた彼に感謝しています。

written by 恋エピ公式

エピソード投稿者

恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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