私と君を繋いだ鍵

コンテンツ名とURLをコピーする

私は大好きなお兄ちゃんの影響で男子の中でサッカーを12年間やっていました。

高校2年生の秋、私は男子サッカー部と女子フットサルチームに入っていて女子フットサルの方が忙しくなり男子サッカー部をやすみがちになりました。
顧問からそんな半端な気持ちでサッカーするならやめろと言われやめました。

その日の夜、無性にボールが蹴りたくなり、近くの浜辺まで自転車を漕いでいき、ボールを30分ほど蹴りに行きました。
帰ろうと思ったら握りしめていたはずの自転車の鍵がなくなっていて、私はサッカーに夢中になるばかりに自転車の鍵を落としてしまっていたのです。

スマホの僅かなライトで浜辺を探しましたが見つからず途方に暮れていると大学生らしき男の人が落し物ですか?と声をかけてきて一緒に探してくれました。

結局その日は見つからず、俺よくこの浜辺くるからみつかったら連絡したいからLINE交換しよ?って言われてLINE交換してその日は別れました。(結局わたしは家まで自転車のスペアキーを走って取りかえりました。その間もずっと1人でその大学生は探してくれてました)

次の日の放課後1人で浜辺に行くと、昨日の大学生が1人で先に探してくれていました。まだ夕方で明るかったせいか15分くらいで大学生が鍵を見つけてくれました。それから意気投合し、今では優しい自慢の彼氏です笑

written by 恋エピ公式

エピソード投稿者

恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

旧サイト運用中に公開した作品と、ご投稿いただいたエピソードを掲載しています。