高校の入試ではじめて会った彼、第一印象は普通にカッコイイなって感じでした。
入学して、彼と友達になれました。
彼と私に加え、小学校から一緒の親友と、もう1人の男の子の4人でよく遊びました。
高校二年生になって学校で希望者だけの2泊3日のスキー教室をする事が分かり4人で参加しました。
1日目の夜女子寮と、男子寮の間のフロアーにたむろしていた私達。
担任が「もう寝る時間だぞ!」と大きな声で言ったので仕方なく部屋に戻ったのですが、
その時間があまりにも楽しすぎた私は部屋に戻っても彼に会いたくて仕方ありませんでした。
「なんでこんな気持ちになるんだろう。 友達だからだよね」と自分に言い聞かせていましたが
親友ちゃんから「あんた彼君に会いたいんじゃないなの?」と言われ「うん。」と応えると「顔に書いてあるよ」と言ってきました。
親友ちゃんは全部理解していたようですが、私は何が何だか分かりませんでした。
そんなこんなでスキー教室が終わり、家に着いて双子の妹にスキー教室で起こったことを全部話しました。
話を聞いた妹に、「あんた馬鹿ね。ふふっ。あんたあの子に恋してるんだよ。あの子の事好きなんだよ。あんた」と言われ、やっと自分の気持ちに気づきました。
written by 恋エピ公式
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