恋愛に疲れてたある日、職場の仲のいい先輩がレンタカーを借りて遊びに行こうと誘ってくれた。
もともと行く予定だった日は、雨だったのでまた別日で予定を組んで当日、朝からとても楽しく充実していた。
レンタカーなので帰りにガソリンを満タンにしないといけないということで、ガソリンスタンドへ。
私も先輩もあまり車を運転する機会がなく、ガソリンスタンドも久々だった。
笑顔で今日1日の楽しかったことなどを2人で話しながらガソリンを入れてたら1人の男性が走ってきた。
なんだろうって思ったら開口一番に『それ、灯油ですよ!』と。笑
私たちは間違えて、灯油を入れてしまっていた。
2人であたふたしていたら彼は嫌な顔ひとつせず用事もあったはずなのに、最後まで助けてくれた。
この時、私は体に電流が流れたみたいに、あ、私この人のこと絶対好きになると思った。
初めて、一目惚れをしたのだと思う。
お礼がしたいという口実で連絡先をゲット。その後、ドライブに誘ってくれて、3回デートしたのちに彼から『僕の彼女になってください』と告白されいまでもラブラブです。
もうすぐ彼と同棲することになりました。あの日、レンタカーを借りて出かけていなかったら、日にちを変更していなかったら、あのガソリンスタンドに寄らなかったら、灯油を入れなかったら、彼と出会えてなかったんだと考えると、これが運命の出会いなんだなぁって思えた出来事です。
written by 恋エピ公式
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