今の彼と出会ったのはバイト先の結婚式場でした。
初めてのバイトでドキドキしながら朝のミーティングが始まる間際、今の彼がギリギリでやってきました。その時は好きとかの感情はなかったけど、なぜだかそのときの風景や彼が忘れられませんでした。
そしてバイトでグラスを拭いていると彼が話しかけてきました。いろんな話をしている中、2人が同じ犬種の犬を飼っているという共通点がありました。
その犬種はなかなか飼われていない、「カニヘンダックスフンド」といいます。お互い同じ犬種を飼っている人には出会ったことがなく、愛犬について話が盛り上がりました。
その日のバイト帰り、私は女の先輩と駐車場まで歩いていました。すると後ろから走ってきて「お疲れ様!」と笑顔で話しかけてきました。私も「お疲れ様です」と答えると、その日に限って先輩が「今日は親が迎えに来るから、ここでバイバイ!◯◯ちゃん(私)の事よろしくね!」といって先輩は帰って行きました。2人きりで歩いて帰ることになり、私はすこし緊張していました。
駐車場につくと、彼から今度一緒に出かけようと誘われました。それから何度か遊ぶようになり、数ヶ月後に私の好きな向日葵の入った花束を持って七夕の日に告白してくれました。
今2人であのバイトの日の思い出話をすると、彼も同じ犬種の犬を飼っていること、犬が好きな私に運命を感じていたそうです!!
あの日、私が彼が頭の中に残っていたのも運命を示していたのかもしれません。そんな私たちも、もうすぐ付き合って2年になります。これからも優しく包んでくれる彼と寄り添って行きたいです。
written by 恋エピ公式
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