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帰り際の可愛い一言

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元になったエピソード

これは私が中学2年生だった時の話です。
当時私には同じクラスの頭が良くて運動もできるかっこいい彼氏がいました。ある日彼氏を含めた同じクラスのメンバーでショッピングモールに行くことになりました。当日、とても楽しくて気付けばあたりは暗くなり、帰らなければならない時間になっていました。私は門限が決められており、他の子達よりも早く帰らなければ行けなかったので私はみんなに『ごめん!私もう帰らなきゃ…じゃあね!』と言って1人で先にみんなといた店を出ました。みんなの前で彼氏と話すことが恥ずかしかった私は遊んでいる最中も彼氏と話すことができず、少し残念な気持ちで出口へ歩いていると後ろから『美優!!!』
と名前を呼ばれ振り返るとそこには私の大好きな彼がいました。『こ、浩太くん??どうしたの?』と私が言うと、『帰り、危ないからやっぱり一緒に帰るよ』と言いました。『え、でも他のみんなもまだ帰らないし、買い物も途中だったよね?少し暗いけどまだ夕方だし私は大丈夫だよ!』とみんなの元へ帰るように私が言うと、顔を真っ赤にして少し俯きながら彼が『だって…美優がいないと楽しくないもん…』と言いました。『えっ…』と私が嬉しくて戸惑っていると、『僕は美優と一緒にいたいの、はい、帰るよ!』といって私の手を取り恋人繋ぎをして帰りました。普段あまり自分の気持ちを伝えてくれない彼が頑張って私に伝えてくれたことにキュンとしました。

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written by まろ

マンガ作者

藤下ミモザ

女性 投稿マンガ数 1

イラストレーター、漫画家 自然栽培の農園をしながら、絵を描いています。

エピソード投稿者

まろ

投稿エピ 1