就活で出会った名前も知らない彼と…

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元になったエピソード

大学4年、就活真っ最中の私
ある日気になっていた施設へ見学に行った

働く所の環境や内容を自分の目でみて感じて決めようと思ってました。
事務所の方に挨拶し、会議室に通していただくと、そこに他の大学の方(彼)がすでにいらっしゃいました。

2人で待っている時間は初対面でありながらなんとなく居心地がいいと感じている私がいました。
「大学はどこですか?」と彼から話し始めました。「OO大学です。あなたは?」と話が進み同じ職種を目指す同士であること、この施設が気になった理由など施設の方がくるまで話していました。

見学を終えて帰る時も大学のことや目指す分野など話しがなかなか終わりませんでした。なんとなくもう少し話したいと思っていました。
最後、彼に「ここを受けるとしたら一緒に働けるといいですね。」と言われたのはとても嬉しかったです。「そうですね。」
別れたあと、そういえば名前聞いてないことに気づき驚きました。お互い自己紹介を忘れていたのです。連絡先すら交換してませんでした。
それなのにあんなに話が弾むなんて、本当に一緒に仕事がしてみたいと不思議な気持ちでした。

そして月日が流れ
初出勤の日

施設に着き、緊張がピークに達している私の前に
見覚えのある人がいました。お互い目があって『あ!』彼でした。
「あの時名乗ってなかったですね。」と私から自己紹介しました。

彼と話していると緊張が少しほぐれ、ワクワクしてる自分がいることに気が付きました。
彼となら仕事がうまくいきそうという感覚は間違ってないと信じてます。

仕事以外のパートナーになっているかも‥♡

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written by オカ

マンガ作者

しのだちかこ

女性 投稿マンガ数 16

大阪中心にフォトグラファーしながら漫画を描く1児の母。 看板描きや店舗チラシ等、 デザインから作成まで請け負うなんでも屋さん。

エピソード投稿者

オカ

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