私は高1の頃から片想いしている男の子がいました。その子はメガネが似合う静かめの子でした。笑った顔がすごく素敵で爽やかで一瞬で惹かれたのを今でも覚えています。でも仲良くできなくなるのが怖くて告白はしませんでした。そのままお互い卒業し大学生になり、今はもう4年生に。
4年生に進級してすぐ、彼から「久しぶり。元気にしてる?久々に会おうよ。」と連絡が来ました。てっきりもう彼女がいると思い込んでいたのでその誘いが嬉しくて「久しぶり!元気だよー。いいね、会おう!」と返信しました。2人ともお酒が飲める年になっていたので、6月頃に一緒に飲みに行きました。高校の時の話で盛り上がりあっという間に時間は過ぎていきました。また会いたいなと思っていたら彼が「今日すごい楽しかった!また誘ってもいい?」と言ってくれたので「うん!」と返しました。それから何度か一緒にご飯に行ったり飲みに行ったりを繰り返して8月になったある日。「今日空いてる?話したいことあるから飲みいこ。」と連絡がきて私の予定も空いていたので会うことになりました。飲みながら「話ってなに?」と聞いたら「もう少し待って」と言われたので彼のタイミングで話してくれるのを待ちました。でもなかなか話してくれなくて帰る時間になってしまいました。このまま話してくれないのかな?って思っていた時、あのねと彼が話し始めてくれました。「あのね、実は高1のときからずっと好きだったんだよね。でも仲良くできなくなるのが怖くて今まで言えなかった。今でもあの頃と変わらずに接してくれるから嬉しくてやっぱり好きだなって思った。ここで言わなかったらずっと後悔すると思ったんだ。もし同じ気持ちでいてくれたら俺と付き合ってください。」と言われました。私はまさか自分のことを好きでいてくれてると思っていなかったし、同じこと考えてるなんて思ってもいなかったので本当に驚きました。驚きと嬉しさを隠せなくて少し泣いてしまいました。「私も高1のときからずっと好きだったよ。今でも好きです。まさか同じこと考えてたなんて思わなかったよ。私でよければお願いします。」と返事をしました。
7年間両片想いでいたんだなとお互いこの時知りました。
written by あねさん
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