思いを込めたラブレター 後話

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時は過ぎて6年生。佑大くんと5年生はクラスが違いましたが、6年生で同じになれたのでハッピーでした。しかも、2回も隣の席になれたのでもう満足以外なにもありませんでした。また、友達にも恵まれて新しい月菜(つきな)ちゃんという友達ができました。月菜ちゃんは佑大くんと仲が良く、よく佑大くんの話を一緒にしていました。

ある日、4年生の頃に渡したラブレターを思い出したので、佑大くんは忘れているだろうなと思いつつ月菜ちゃんに聞いてみました。すると、佑大くんが

「ラブレターもらったんだけどw」

と月菜ちゃんに自慢をしていたことが分かりました。手紙の内容を読んでくれたことや自慢してくれたこと全てにキュンとした小学生の甘酸っぱい思い出です。


〈番外編〉
私の小学校はみんな同じ中学校に進学するのでもちろん佑大くんとも同じ中学校に行きました。佑大くんとはクラスが離れ、佑大くんが嫌われ者の問題児ということもあり、今は好きではありませんが、素敵な体験を与えてくれて本当に感謝しています。

written by みか

エピソード投稿者

みか

女性 投稿エピ 5