狙ってるね、その行動。

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 昼休み、僕は友達と外でサッカーをして遊んでいました。彼女(背低い、かっこいい、ショートヘアー)は、教室にいました(何をしていたかは分かりませんがたぶん友達とはしゃいでいたと思います)。
 昼休みが終わって外から帰り、手を洗って拭きながら廊下を歩いて教室に向かう僕の視界に、廊下付近のドアのところに立っている彼女が映りました。しかし僕はそのときはあえて目を合わせませんでした。次見た瞬間にはもう彼女の姿は見えませんでしたが、教室の近くまで行くと、教室の中を見ながらも開いたドアの両サイドに手をかけて立ちふさがる彼女の姿が見えました。

 でも僕はそれは、想像できていたことでした。

 あえて目を合わせなかったのも、そのためです。ドアのところで待っていてくれると思ったからです。もちろん教室に入った僕は(狙ってたな。しょうがないなぁ、もう。)と思いつつ、迷いなく彼女にバックハグ。いつもみたいに頬ずりしてしまいました笑。その瞬間が、いちばんの幸せです。

 なに考えてるか分かるもんだな、そういう相手だから一緒にいられるんだろうな、と思いました。

written by PEACE

エピソード投稿者

PEACE

男性 投稿エピ 12

ユーザー名「nato」はこのご時世なので変えました。 「君の仕草に、キュンです。」「僕の憂鬱な日」見てね!