君の科白に、キュンです。

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 僕達は今、中学3年生です。これは付き合い始めてまもない頃の話です。
 ある日の給食の前、1ヶ月交代の給食当番(配膳係)で僕はその月の担当でしたが、教科委員の仕事があったので少し遅くなってしまい、急いで支度をして手を洗いに行きました。このご時世、しっかり手を洗わないといけないので、入念に手を洗おうと思いました。
 水道場では、僕の彼女(仮名:ゆうな)が友達と喋りながら手を洗っていました(そのほかにも大勢の人がいました)。彼女の隣の蛇口があいていたので、(ラッキー✨)と思いながらそこで手を洗いました。すると、彼女とその友達の会話が耳に入ってきました。

友達(以下:友)「知ってる?運命の出会いって人生で2回あって、15年に一回らしいよ」
ゆうな(以下:ゆ)「へぇ〜、そうなんだ」

へぇ〜、そうなんだ、と僕も思いながら聞いていましたが、会話の邪魔はしたくないので知らんぷりをしていました。すると、隣から僕の方に声が飛んできました。

ゆ「(運命の人)見つけちゃった!」

さらに彼女は僕の方に体を寄せ、頭を僕の肩の上に乗せてくれました。僕は「ありがとう^_^」と笑顔を返し、照れ隠しのためにまた入念に手を洗い始めました。心の中は飛び跳ねながら踊っていました。その後彼女はまた友達と喋りながら教室へ戻っていきました。

 この人を一生離したくない_  そう思えた瞬間でした。

written by PEACE

エピソード投稿者

PEACE

男性 投稿エピ 12

ユーザー名「nato」はこのご時世なので変えました。 「君の仕草に、キュンです。」「僕の憂鬱な日」見てね!