仕事終わりはいつものお店、ダイニングバーへ行く
店員「お疲れ様〜」
お店に入るといつものように出迎えてくれる。
私はいつものようにカウンターに座った。
私「今日も疲れた〜。やっと、明日休みだよ〜。」
店員「お、なら今日は朝までだな!はい、いつもの」
私は炭酸のお酒が苦手で、いつもピーチウーロン笑
ここのお店で何杯飲んだかわからないくらい常にこれ笑
店員といつものようにたわいもない話をしていると、続々と顔馴染みの常連さんが集まってきた。
その中に、1人見たことない人がいた。
常連A「お!今日もいるやん!こいつと会うのは初めてじゃね?紹介するよ!」
その人は同僚だそう。周りが知り合いで盛り上がるからなんか居心地悪そうな感じ。
私「みんな酔っ払うといつもこんな感じですよ。初めてだと引きますよね笑」
彼「楽しそうで羨ましいです。」
そういう彼の顔が少し柔らかくなって少し安心した。
彼は私より5つも上だったけど、話しているとなんだか落ち着く感じがした。
朝4時頃、解散をする。
彼「いつもこの店来るの?」
私「だいたいはいるかな」
彼「なら俺もこれから通うわ。またな」
一緒に飲める。嬉しいと思ってる自分に気がつき怖くなった。恋愛にトラウマがあった私は次なんて考えられなかったからだ。
数ヶ月‥
彼とはお店の常連という形で、時折時間を共にした。
楽しいと思ってしまう。それ以上にならないように自分を抑えながら必死に過ごしていた。
彼が私の恋愛について質問した時があった。
私はその質問を笑顔で流した。
飲んだ後に
彼「お前なんかあるだろ」
真剣度が増しており、今回は流せないと思った。
私は過去の恋愛について暴露した。
いつぶりだろうか、人前でこんなに泣いているのは。
彼は全部聞いてくれた。
最後に
彼「つらいよな。信じられなくなるよな。」
強く抱きしめてくれた。
安心の一言だった。
彼は私を信じてくれる。
だから私も彼を信じると決めた。
数年後
常連A「まさかお前らが結婚するとはなぁ。俺のおかげな笑」
私「本当にありがとう!幸せね♡」
written by オカ
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