ずっと続けば良いのに

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中2、中3の時の席替えがきっかけで今でも忘れられない人がいます


中2の時にクラス替えがあり、その後すぐに席替えがありました
隣の席になったのは別々の小学校で初対面のAくんでした
最初の印象は静かで人と話すのが苦手なのかなと思っていました
友達と話す所を見るし、モテるようでAくんのことを好きそうな女の子が何人かいました
私は人と話すのが苦手で友達がいなく、暇があれば本を読んでいました
隣の席で性格が私と少し似ている人
でも私とは違う人なのかなと思っていました


その後も何回か席替えがありました
隣の席になったり、近くの席になることが増えました
隣の席に好きな人が座ってるだけで胸がドキドキしていました
授業中こっそり顔を見たり、何してるのかなって姿探したり、目が合うと恥ずかしくてそらしちゃったり...
Aくんのことを知っていく内に、たまに見せる笑顔、さりげなく気遣ってくれる優しさに惹かれていきました
いつの間にかAくんのことが気になり、好きになっていました
Aくんも私のことを意識しているようでよく目が合いました


お互い奥手で恥ずかしくて会話すらしたことはありません
でも話さなくても隣にいるだけで幸せで、ずっとこの時間が続けば良いのにと思っていました
言葉はなくても、雰囲気でAくんも同じ気持ちだと感じました
2人にしかないあの独特な雰囲気は今も忘れられません

その後何も進展がなく、中学校を卒業しました
恥ずかしかったし、Aくんのことを好きそうな女の子がいたので告白はできませんでした
あの時勇気を出して告白してたら付き合えたのかなと後悔しています
高校は別々だったのでそれっきり会っていません
でも私の中では忘れられない特別な思い出です

written by みーさん

エピソード投稿者

みーさん

秘密 投稿エピ 2