あの時素直になってれば

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これは高校1年生の時の話です。
クラスにも慣れてきた頃、私はk君と仲良くなりました。
K君とは野球という趣味が一緒で話すうちにどんどん話せる存在になっていました。
夏休み私が吹奏楽部の練習で上手く行かなくて、気分転換に1人で教室で食べているとk君がきて「おーさぼりか(笑)」って
からかってきたけど、私がいつもと違うことに気づいて話を聞いてくれた。
全部聞いてもらってスッキリした私は部活に戻ろうとしたとき、頭くしゃくしゃされて「無理すんなよ」と言ってk君も部活に行ってしまった。
ちょっとドキッとした。
夏休みがあけると、周りの友達から「ほんとお前らなかいいよね?付き合ってないの??」と言われるようになっていた。
その時はお互い違うよと言っていたが、あとから聞いた話しによるとk君は私のことが気になっていたらしい。
私も気になっていたから嬉しかったでも、
彼の気持ちに薄々気がつき始めた私は、彼と目が合うと恥ずかしくて露骨に嫌な顔をしてしまっていた。
その日の彼のLINEの一言が「教室入ってきた時のあの顔ね..
めっちゃ態度変わるしいくら思っても無駄やったな」
その日からk君とは上手く話せなくなった。

written by じゅんじゅん

エピソード投稿者

じゅんじゅん

秘密 投稿エピ 3