彼がくれた

コンテンツ名とURLをコピーする

それは中学の入学式の日。私は隣のクラスの男の子に一目惚れをしました。茶色っぽい髪の毛で、いたずらっ子っぽく笑う男の子でした。2年生ではなんと同じクラスになり、6月の放課後に好きな人当てっこをして、私だと言われました。すごく嬉しくてドキドキして頭が痛くなってその日の部活は休んじゃいました笑しかし、活発だった私は彼にLINEでもう少し大人しくできない?と言われて少し傷つきました。その時の私はそれを受け入れて自分を抑えていました。しかしその後すぐ振られてしまいました。結局1ヶ月しか付き合いませんでした。一目惚れというのは罪なもので、その後噂で、それは嘘告だったとわかったのですが、どんなにひどい人と知っても諦めきれずにいました。3年生になった時、ある男の子が私を好きという噂を聞きました。当時コンタクトに変えたての坊主の男の子。何度か話したこともあるし、LINEは沢山してた男の子でした。意識して話していくうちに、とても優しい人だと知って、自分から告白して付き合えました。すごく幸せだったのに私はあの、大人しくできない?と言われたことを思い出しました。そしてさりげなく彼にもっと大人しい方がいいよね!と言うと俺は君の元気なところに惚れたんだよ。ずっとそのままでいてと言ってくれました。中高一貫だったのに、6年間1度も彼と同じクラスになったことはないのに、気付いたらものすごく大好きになっていました。彼はその言葉どおり、そのままの私を3年半も愛してくれました。高校最後の、私の誕生日とクリスマスはその彼とはもう過ごせませんでしたが、今の私にとって彼との思い出はとても大切です。別れたエピソードはまた別のお話に、、

written by はる

エピソード投稿者

はる

女性 投稿エピ 2