好きな人の好きな人は私じゃないの。

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私は恋をしてたの。

誰にも教えないで、一人だけでこっそりとね。

でも、もうその恋に終止符を打ったんだ。


私の好きな人は隣の席のしゅん君(仮名)。あんまり女子と話しているイメージがなくて、いつも男子といる感じなの。好きになった理由は、毎度席替えをすると前後とか隣になるんだ。最初は全く興味なんてなかったし、ただの男子ってしか思ってなかったの。でも、隣の人と意見交換する時とかいざ話してみると面白くてさ。たまに、笑うんだ。いつもクールで崩れない顔が、笑うとくしゃっとなる。それが見たくて私はがんばって面白いこと言うの。それに、分からないところとかすぐ教えてくれるし、教えてって言ってくれる。自分ってさ、すんごい自意識過剰だからさ、そんとき両想いって思ってた。すごい目合うし、笑ってくれるし、話してくれる。でもね、彼女がいたんだ。しかも、私としゅん君と同じクラスの苦手な女子。しかも、しゅん君そのこの前ではデレデレらしいよ。私は略奪愛とか好きじゃないし、面倒臭いからしゅん君への想い断ったの。がんばったんだ。忘れるように顔見ないようにして、できるだけ話さないようにして。でも、あっちはすごい話してくるし、私の顔を見ようとする。辛いよ。すんごい。






また恋実らなかったな。



あーあ。

written by なすの。

エピソード投稿者

なすの。

秘密 投稿エピ 17

はじめまして! 現役JKのなすの。と申します! 自分は今まで様々な恋をしてきました。 少しでも皆さんに伝わればいいなと思います。 ”♡”や”メッセージ”大歓迎です! 皆さんの恋が無事に叶いますように。