思春期の三角関係

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夏の暑い日、初恋の人と出会ったのは中学三年生の引退試合。私はバドミントン部に所属していました。
一日目の団体戦。私は他校の友達と話すために会いに行きました。時間になるまでたくさん話してました。2日目の個人戦。個人ベスト4まで行かないと引退してしまいます。この日も友達と話していました。友達と話していて、気になった男子がいました。その男子は「ふうた」と言うらしく、私は一目惚れしてしまいました。ふうたの引退試合の相手は私の学校の部長でした。私はどっちを応援すれば良いかわかりませんでした‪。どちらも頑張っていましたが、ふうたがまけてしまいました。ふうたが座席に帰ってきたとき、勇気を出して話しかけました。
「試合見てたよ。お疲れ様!!」
「ありがとう。」
たった一言。
しばらく会うこともなく、連絡も持ってなかったのでこの恋はこのまま終わるのかなと思いました。ですが、2ヶ月後...友達から連絡先を聞き出すことに成功しました!!話してみるととても面白くて、好きが増していきました。
初めて会ったときは彼女がいたらしく、別れたい。と言う相談をずっと受けてました。そんなある日、突然、別れちゃった。と言われ、チャンスだ!と思い、告白しました。
「私じゃダメかな。引退試合のときからずっと好きだった。幸せにするから付き合ってください。」
「え!!ドッキリじゃない系!?嬉しい…でも僕次付き合う人決めてるんだよね…でも一旦保留にしてちゃんと考える!!ありがとう!!」
それから、好きになってもえるように毎日電話しました。そして、1週間が過ぎた頃、この日も電話していました。
「ねぇねぇ。僕、若菜のこと好きかも。」
「えぇ!?ほんとに!!!嬉しい❤」
「今度会ったときちゃんと告白するから待ってて!!」
と言われました。この日は30分くらいの電話で、最後に「大好き」と言い合いました。次の日。
「若菜。真面目な話するね。」
急に言われたので思わず
「なになに!なんかやばいこと??」
と聞きました。
「今日、学校の友達に相談したら、咲彩と付き合った方がいいってなったから報告しとく。ほんとごめんな。これからは友達じゃなくて親友でもいいかな。」
「そ、そうだよね。うん。わかった。幸せになってね!!」
私は号泣しました。なぜなら咲彩は私の友達だからです。友達には私がふうたのこと好きということは伝えてなかったので、泣きながら咲彩に電話して全てを話しました。
「…ということなんだよね。」
「そうだったんだ。こっちこそごめん。うち、若菜の気持ち聞かないで相談とかしてて申し訳ない。」
「そんなことないよ。私が最初から言ってれば変わってたかもしれないのに。」
ここで電話は切れてしまいました。これで私の恋は終わりかと思いました。
次の日、咲彩から連絡が来ました。
「今日ね、付き合って一日目だけど、性格合わないなって思った。もしかしたらすぐ別れちゃうかも」
「そっか。でもそうさせないから安心して()」
諦めなければワンチャンあるかも!って思った私は、今でもずっと彼を好きでいます。今度、ふうたと2人で遊ぶ約束をしてるので楽しみで仕方がありません!!

written by にこちゃん

エピソード投稿者

にこちゃん

秘密 投稿エピ 1

現役中学生の受験生です