探していたものは、すぐそばで輝いていた。
でも、その輝きは私の為ではなかったんだ。
私には1つ年上の好きな先輩がいました。先輩と初めて出会ったのは去年の冬で、たまたま帰る方向が一緒で先輩は友達と仲良く帰っていました。大体帰る時間が重なっていて、私は少しずつ先輩に会うたびに惹かれていきました。
私はその先輩の名前や部活動など知りたくて、周りの友達に聞いて見たけど誰も分からなかったです。自分も先輩の特徴をセンター分け、身長高い、チャリ通しか分からなくて情報不足だったと今となっては思います。でも、自分が先輩を好きだ、と思ったときには先輩とぱったり会わなくなってしまいました。私はその時高校1年生で、私の学校は1年生が南校舎、2~3年生が北校舎でなかなか北校舎に行く機会がなかったので会えませんでした。
そして2年生になり、先輩と一緒の北校舎に移りました。少しずつ、先輩の名前や部活動など知ることができました。S先輩、元バスケ部。私は先輩との距離を近づきたいがためにInstagramをはじめ、ある程度慣れてから先輩をフォローしました。フォローして数日、先輩が私のことをフォローしてくれてその日は仲良しの友達に自慢していました。それから私は、先輩に顔を覚えてほしくて最高に漏れているプリクラを投稿したり、ストーリーを更新したり、この子可愛いって思ってもらえるように一生懸命努力しました。
なぜか2年生になってから先輩と会う日が多くなり、たまに4~5回会った日もありました。私は出来るだけ先輩に覚えてほしいからすれ違う時目を見たり、少し距離を近くしました。一番びっくりしたのは、昼休みが終わるとき廊下は混んでいて、曲がろうとしたら先輩とぶつかってしまったことです。本当に急で私はその日ずっとドキドキしてました。
そして、スポーツ大会が近づいてきました。 【続く】
written by なすの。
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はじめまして! 現役JKのなすの。と申します! 自分は今まで様々な恋をしてきました。 少しでも皆さんに伝わればいいなと思います。 ”♡”や”メッセージ”大歓迎です! 皆さんの恋が無事に叶いますように。