これは2年前の私が中学3年生の時の胸キュン話です。
私が通っていた学校にはとてつもないイケメンがいました。顔はもちろん、サッカー部で運動神経もよく、お茶目な一面もあり、気遣いまで出来てしまうモテ男でした。なので、彼のことが好きな人はたくさんいましたが、誰も告白することはありませんでした。それは彼が高嶺の花すぎたからです。それくらいイケメンな男の子でした。
私は3年生になって最後の席替えで、彼の隣になりました。彼のイケメンぶりに改めて感心したのは、初日からでした。授業中に使う教科書が見当たらず、リュックの中を探してみたり、机の中を覗いてみましたがやっぱり無く、「ごめんなんだけど、教科書見せてくれない?」と私が言おうとする前に、彼が私の状況に気がついて「教科書忘れたんでしょ?一緒に見よう」と声をかけてくれました。
そして、給食の時間もそんな彼の前で食べるのですが、私の学校は隣の人と机を向かえ合わせにくっつける隊形でした。なので、向かえの人と机の下で足が当たってしまうことがあるのですが、その時、私の足が彼の足に当たってしまい、「ごめん!」と謝りました。そして、彼も「全然大丈夫だよ~」と言っていたのですが、私のずらした足に彼の方から足を乗っけてきたんです。私は心の中で「なんでだろう」と思ってずらしたら、彼もまた私の足に乗っけてきて、これはわざとだと分かりました。そして、彼の顔を見ると私の方を見てニヤニヤしていました。その顔を見て、私も思わず笑ってしまいました。すると、周りの友達が「なんでそこの2人笑ってるの?」と聞いてきたので、私が答えようとすると、彼が「2人だけの秘密なんだ」と言って「ね?」と私の方を見てきたので、私も「うん!」と返しました。その後、周りの友達に冷やかされたのが少し嬉しかったのはここでしか言えません。笑
written by ゆうちゃん
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