大学の頃お付き合いした相手の話です。
先に好きになったのは彼の方で、頻繁にLINEで連絡をくれました。
私も好意を持ってくれたのが嬉しくて、次第に仲良くなり付き合うことになりました。
付き合い始めてからは、
休みの日に動物園に行ったりテーマパークに行ったりとありがちなデートが多かったですが、
好きな人と一緒にいれるだけでとても楽しかったです。
しかし、時間が経つと好きという感情が薄くなっていって距離が出てしまいました。
彼が毎日くれるLINEをうっとうしく感じてしまうことも・・。
そんな時に違う男子が私の相談事にのってくれました。
その子は優しく、束縛もしない穏やかなタイプの子で、
やがて付き合ってほしいと告白されました。
私の気持ちもその子に傾き、彼氏を振ることを決意します。
学校からの帰り道、二人きりになった時に思い切って別れを切り出しました。
そうすると、なんと彼氏は突然大泣きし、
道路の真ん中で別れたくないとすがられました。
彼氏の涙を見たのは初めてで、人目を気にしない姿にさすがにドン引きしました。
こんなナヨナヨした子だったことに気づき、だんだん笑えてきてしまいました。
なだめすかしてなんとか説得し、別れることはできましたが
結局新しい彼氏ともそんなに続きませんでした。
それでも、別れる時に大泣きはされなかったので良かったです。笑
written by (ё)tama(ё)
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