ドキドキいっぱいの小学校一年生の入学式。隣の席の子はまだ来ていなく、机にある名前を見ると男の子だったので、嫌だなと思っていました。後から来たその子を緊張のせいか、太陽の光のせいかうまく見ることができなくて、一瞬見えたその子はキラキラ輝いていて、かっこよくて。きっとその瞬間から恋に落ちてしまったのかもしれません。
それからすぐに仲良くなりました。自分の気持ちを自覚した頃にはもう止められませんでした。でもアプローチとかうまくわからなくて、ふざけあうので精一杯でした。
小5の頃再び隣の席になりました。それだけでもとっても嬉しかったのに、わたしの友達が彼に聞いたんです。「しょうきって好きな人いないの?」彼はボソッと何か言ったけどわたしは聞きたくないのとドキドキで何も聞き取れませんでした。
そのあとのこと、彼から、「俺、お前のこと好きなんだ。お前は?」そう言われました。もちろん即答しました。後から聞くと、友達のアシストがあったそうです。
小学生の子どもの恋愛かもしれない。けど今思うと、とっても甘酸っぱい可愛らしい思い出です。
written by なーこ
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