私と彼の一目惚れ

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これは、彼との馴れ初めの話です。

私たちの通っていた高校は、
学校まで、最寄り駅からバスで登校してました。

高校に入学したばかりの4月に、
バス停に行くと、イケメンがいました。
私は一目惚れしてしまいました。
学年ごとにネクタイ、リボンの色が違ったので
同じ学年ということは、わかりました。
でも、クラスも名前もわかりませんでした。

ある日からバスの時間を変えたのか、パタっと見かけなくなりました。

時は経ち、10月頃。私はダンス部に所属していました。
部活に1年生の男の子2人が見学しに来ました。
私はそこで、1人の男の子に一目惚れしました。

部活が終わった後に、自己紹介をしてくれました。
名前は「いとくん」
同じ学科の人でした。
(普通科と総合科がある高校でした。)

私は、一目惚れしたと言っても、付き合っている彼氏がいました。
いとくんも、部活の先輩と付き合い初めました。
なので、話すことも全くありませんでした。

そして、全く話さないまま年が明けました。
私たちは、1年生だけで一曲踊ろう!となりました。
それを機に、いとくんとも話すようになりました。
その頃は、私もいとくんも恋人とは別れていました。

話すようになって、私はいとくんの事が好きなんだ
と気付きました。

毎日のようにLINEでも話しました。
ある日、「眠いね」と朝LINEで話してました。
すると放課後、「あくびする度にみみの事考えてた」と
LINEが来ました。

いとくんも、私のこと...
なんて考えてしまって、友達に「脈ありだと思う?」と
相談しました。
すると、友達は「聞いてみれば?」と言いました。
でも、そんな勇気はないので、
いとくんと仲が良い同じ部活の友達にその事を伝えました。
「いいよ、聞いてあげる」と言ってくれました。

金曜日の部活の時、その子に
「いと、お前のこと好きだって」と言われました。
その日は、いとくんに用事があって一緒に帰れなかったので
来週、部活がある時に告白しようと思いました。

でも、私は付き合えるかわからないけど、
早く告白して、好きと伝えたくて我慢できず、
土曜日の夜に、電話をしました。
「あのね...あのね...いとくんの事好きです。付き合ってください」と私から告白しました。
すると、「先に言われちゃった」といとくんが言ってくれて
無事、付き合う事ができました。

そして、付き合ってから話を聞くと、
4月にバス停で一目惚れしたイケメンは、いとくんでした。
いとくんもその時、私に一目惚れしたそうです。
部活に入ってきた時、いとくんはバス停にいた子だ!と
気づいていたそうです。

いとくんとは、専門学生になった今でも付き合っていて
今は2人で結婚するために、コツコツ貯金をしています。

written by みみ

エピソード投稿者

みみ

女性 投稿エピ 1