3年分の想いをぶつけます。

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「裕隆」

気分屋の彼への片想いは今年で3年目。

コロナ前はよく2人で朝まで遊んで。

仕事では上司と部下になる私と彼。

「あのね」

不眠症の私に付き合って時々一緒に寝てくれて。

「入社した…あの3年前の日から」

でも平気で半年とかラインくれなかったりして。

「私ね」

それなのに急にまた遊ぶようになったり。

「ずっと」

ふわふわはっきりしてない関係を。

今日断ち切ろう。私の想いと一緒。

「好きなの。裕隆のことが」

彼の表情は私の涙で歪んでみえないけど。

彼の声だけがはっきりと耳に届いた。

written by みゆみ

エピソード投稿者

みゆみ

秘密 投稿エピ 14

私の短い人生の中で起きたまるで恋愛小説の様な体験を誰かと共有できたら嬉しいです。 小説サイトで活動してます。ただの社畜です。