小さな幸せ

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私には近所に住んでいる仲のいい男友達達=親友達がいます。小学校から仲がよく中学3年間は毎日皆で登下校をしていました。

中学を無事卒業し、高校入学前の春休みを中学の友達と沢山遊んで満喫していました。もちろん親友達とも近所の公園で鬼ごっこやドッチボールをして、皆がバラバラになる前にと、暇な日は集まっていました。

ある日、私は同い年のはとこ2人と出掛けていました。そしたら親友達の1人から電話がかかって来て、「今日も公園で遊ぶけど、来れる?」と言われました。私は行きたい気持ちが山々でしたが、行けず。なので「明日は空いてるんだけど、どうかな?」と聞きました。そうすると「明日は皆無理って言ってる」と返ってきました。残念でしたが、しょうがないので諦めました。

次の日、私は特に予定もなく、大好きなドラマを朝から見ていました。夢中になって見ていたのでお昼過ぎまで携帯を見ることはありませんでした。
午後2時を過ぎた頃、家のインターホンがなったのでモニターを見てみると、そこには親友達の1人あらたが写っていました。私はびっくりして、「どうしたの!?」と聞きました。そうすると、「遊び、行かないの?」とあらたは言いました。状況が把握できない私は携帯を開きました。そしたら何人もから不在着信が沢山入っていました。よく見ると、【2時にいつもの公園集合】と連絡も来ていました。まだ部屋着だった私にあらたは、「5分で準備終わらせて、待ってるから」と言い残し、私の家の前の公園に向かって行きました。

私は急いで着替えて、家の前の公園に行きました。するとそこには、親友達6人が笑顔で「遅いぞ?電話なんで気づかないんだよ」と言いながら、迎えてくれました。私はこの時なんて素敵な友達を持ったのだろうと改めて感じました。

written by りる

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りる

秘密 投稿エピ 1