たとえ距離と病が二人を分とうと…

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私は南。彼は北。
とっても遠い遠距離恋愛というやつである。
遠距離恋愛って自然消滅が多いと言われているらしいけど、私たちは恋人になって7年のお付き合いだ。
毎日ライン電話で声を聴き、長期休みに会いに行って、お互いの気持ちを確かめ合う。

でも、家族は私と彼が結ばれるのをあまり良い顔をしない。
私が心の病であることも理由だろうが、
「地元の人と結婚しろ」「一緒に暮らすなんて無理だからね」「あなたは病気なんだから」と言われるたびに苦しくなって私の心の病気は悪化する。彼の存在に助けられて、でも否定されて、その繰り返し。

そんな中起こったのがコロナウイルス。
当然私たちは会えず、時間だけが過ぎていく。
彼はちょっと?さみしがり屋なので、ライン電話でいつも会いたい会いたいと嘆いている。
私だって会いたい。次のステップに進みたい。

なので私たちは話し合い、三つの条件を決めた。

一つ、二人で生活するためにお金を貯める。
二つ、安定した仕事をするために腕を磨く。
三つ、住む場所を見つける。

この三つをコロナがおさまるまでに達成すると決めた。
家族もその条件に納得してくれた。
そして約束をした時彼はこう言った。

「必ず結婚しよう」

私たちの想いも、幸せも、病に打ち勝ちコロナを気にしないでいられる未来にかかっているのだった。

written by かぐや

エピソード投稿者

かぐや

女性 投稿エピ 2

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