人生何があるかわからない

人生何があるかわからない

今の彼氏との馴れ初めです。
出会いは今から8年くらい前大学で出会いました。
当時は同じ学部の男子というだけでほとんど接点がありませんでした。向こうには長年付き合ってる彼女もいましたし。
大学3年の頃私が病気をして3週間くらい入院したことがありました。教育実習直前で入院してしまい、教育実習を辞退せざるを得ませんでした。私は皆から置いてけぼりにされたようで入院中体調しんどいは心も辛いわで泣いてしまう日が多かったです。でも、大学の友達が見舞いにに来てくれて心強かったのを覚えています。その見舞いに来てくれる友達の1人が今の彼でした。その時はあまり仲良くなかったにもかかわらず、同じ学校で実習するからなのか何度も足を運んでくれていました。当時は本当にいいやつやんだなと思う程度でした。ここから仲良くなっていくだろうと思われるかもしれませんが、その逆です。
大学4年になり、彼とゼミが同じになりました。そして卒論も一緒に書くこととなりました。作るにあたってお互いの思いがすれ違い険悪な関係でした。なんなら仲が悪かったです笑　でも卒業の頃には和解し、普通に話せる程度になりました。
卒業後、職場は違いましたが仕事も同じ業種で、他の友達とたまに飲みに行く程度にはなりました。進展したのは卒業して2年後です。私が彼と同じ職場に転勤することになりました。そこで友達としてより仲良くなってきました。週末に2人で飲みに行くくらいに。でも、仲良くなってもわたしには大学4年の時に仲の悪かったことが常になんとなくあり少し罪悪感のようなものもありました。友達関係が2年ほど続き、去年の秋ごろ私は一年付き合っていた彼氏と別れることになりました。そのことを彼に伝え、意外にも驚いていました。別れたことを職場の先輩にも伝えると、「じゃあ次見つけましょう！りこちゃんと仲のいいあの人(今の彼)はどう？」と言われ、考えたこともなかったのですが、自分のこともよく知ってくれているし、私も気兼ねなく話せるなと思い、とりあえず飲みに誘ってみることにしました。そこで私はちょっと酔ってしまっており、別れたばかりだったので「あーいい人いないかなぁ」と呟くと「僕はどう？」と返されました。何かの冗談かと思い、気まずくなったので軽く流し、別の話題をし始めました。でももう一回彼から「僕はどうかな？」と今度は真剣に聞かれ、この人は本気なんだと感じました。でも、わたしには大学4年のときに仲が悪かったというのが尾を引き、なんなら彼からあまりよく思われていないんじゃないかとも思っていました。そのことについて正直に聞いてみると「そんなことはもうとっくに許している。なんなら僕も悪かったと思うし。」と返され、なんて心の広い優しい人なんだと改めて思いました。そこから付き合うことになり、その半年後プロポーズを受け、現在は同棲、結婚の準備をしています。ふとした時に隣を見るといつも彼がいますが、何年か前までは仲悪かったのに、、人生何があるかわからないなとしばしば思います。笑

written by まこ