また明日のかわりに

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学校も塾も同じでキミとは毎日会っていた高校時代。

下校の時も
部活終わりに会えた時も
塾の帰りも
遊んだ日も

帰り際にはいつも
私は必ずキミに「また明日ね」と言っていました

毎日会えていることにうつつを抜かして…
気づいたら想いを告げることなく
別れの日が訪れました


高校の卒業式のあの日
上京してしまうキミとの最後の日

キミとの別れを受け入れたくなくて

“また明日”ってもう言えないことはわかっていて
でも“さよなら”を言う勇気もなくて

いつかまた会えることを信じて
昨日までの「また明日ね」のかわりに
キミに「またね」と言いました。
キミも笑顔で返してくれた。


そんな別れの日から2年が経ちます。
今でもあの日からずっと
あの時の''またね''にすがって

もしかしたら会えるかな?なんて
ムリなことはわかってるのに
2年後の今でも期待している私

それでもあの日の「またね」は
私の中で強く残っています。

written by すー

エピソード投稿者

すー

秘密 投稿エピ 43

自身の恋愛を載せてます!片思いエピソードです!! マンガ化してもらえると嬉しいです^^*