小学校から中学校まで大好きだった彼の話。
親友といつも通り2人で遊んでいた時、
友達の家のチャイムが鳴りました。
部屋に入ってきたの隣のクラスの女友達数人、
そんな中であまり見た事ない
やけに綺麗な顔した癖っ毛の男の子でした。
それが彼との出会いです。
綺麗な顔にセットしたような癖っ毛、
笑うとクシャってなる笑顔
バスケが大好きな
そんな年下の彼に一目惚れ。
私の初恋でした。
しかし小学生の私にはその気持ちを伝える勇気もなく
中学生に上がりました。
私の代は学区域関係なしに
選べる感じだったので私は近くの中学校で
1番制服可愛い中学校へ進学しました。
一つ下の彼はまだ小学6年生。
小学校と中学校じゃなかなか前みたいに
遊んだりもできず彼への恋心も忘れられると思ってました
でも好きな人ができても彼以上に想えなくて
彼氏ができでも長続きせず
そんな中学1年生を過ごし2年生に進級しました。
新1年生を見るために1年フロアに行った時
女子が騒ぐ程ひときわ目立つ男の子が1人。
その男の子の顔を見て私の胸は高鳴ります。
私「え、(彼)がいる」
すると彼が私に気づき変わらない笑顔で
声を掛けてくれました。
これをきっかけにまた連絡取り合ったり
遊んだりする仲になれ、
再度彼に恋をしました。
スポーツができかっこよく優しい彼は
入学してあっという間にモテモテに。
沢山の女の子に告白されてるのに
誰とも付き合うことないので
彼には好きな人がいるのかなと
考えてたある時、その予想は的中。
風の噂で告白しても彼は
「ずっと好きな人がいるからごめんね」
と断り続けてたと聞き確信しました。
その時そっか彼に恋しても無意味なんだ
諦めようと何度も決めましたが
会う度に惹かれてく自分を止めることできず
諦めきれなかったので好きな人を聞いて
前に進もうと思い私はその日に彼にメールしました。
私「(彼)モテモテですな〜。でも噂で聞いたけど
好きな人いるって断ってるんでしょ?
本当なの?本当なら誰よー!!
お姉さんに教えなさい協力するよ!」
彼「まあね俺かっこいいからᵕ̈なんてね(笑)
まぁその噂本当だよ!好きな人いるから断ってる」
私「本当だったんだ!それで誰なの!」
彼「なんで聞きたいの?」
いつもは絵文字使う彼が使わず、
なにか怒ってるのかなと思い、
咄嗟にでた誤魔化の言葉で返しました。
私「友達があんたのこと好きなんだけど
その噂聞いて本当なら誰か知りたい。(私)は
彼と仲いいよね?聞いて!って頼まれたから!」
心の中で嘘ついたことの罪悪感はありましたが
これ以上の誤魔化しも浮かばず…
彼「あーそゆことね。今から電話できる?」
その数分後彼から電話が来ました。
彼「(私)?ごめんね急に!俺怒ってないよ笑」
電話越しで笑う彼に安心しました。
私「こっちこそ急にごめんね。」
彼「さっきの話さ、その友達って(私)と仲良いの?」
私「う、うん!!イツメンだよ!」
嘘に嘘を重ねた私(´ω`)トホホ…
彼「じゃぁその友達に伝えといて、
あなたは知らない方がいいって」
私「なんで?あんたそんなに冷たかったっけ?
その子もあんたが好きで
でも好きな人いて諦められないから
って聞いてるんだと思けど?!」
少し冷たい彼に私は嘘ついた立場なのに
怒ってしまいました。
彼「なんで(私)が怒ってんの?
だったら言うけどさ。
俺の好きな人が(私)だって言ったら
それ伝えられんの?」
私「え?どういうこと?」
彼「あーもだから俺の好きな人(私)だから
お前が転校してきて初めて遊んだ日
好きになった。それからずっと好きだった。
連絡取り合うことなくても遊ばなくても
お前が誰かと付き合ったって聞いた時も
お前から元彼の話聞かされた時は
お前に好きになって貰えた
そいつが羨ましくて勝手に嫉妬したし
今すぐにでも俺のものにしたいって思った」
息できてるのかわからないくらい
必死に電話越しで話す彼に私は
なにも言い返せずただひたすら聞くだけでした。
彼「(私)ねぇ聞いてる?告白してるんだけど
なんとか言ってよ」
その声にふと我に返りました。
私「実はね、うちも初めて遊んだ日
(彼)好きになった。それからずっと好きで
中学校上がっても彼氏も何度かできたけど
どこかであんたの笑顔とかあんた自身を探して
思い出に出来てなかった。そしてまた前みたいに
連絡取り合ったり会ったりしてる中でやっぱり
好きで好きで仕方なくてそんな時に
あの噂きいたから諦めようとした。
友達の話は全部嘘。ごめんね。
諦めるためにも友達の話で聞き出そうとして。」
私は想いとことの成行を説明し謝りました。
彼「嘘だろ。明日部活終わるまで待ってて
話がある。」
少し怒ってるような声に私は
頷くことしか出来ず
電話を切りました、
そして翌日彼の部活終わるの待って
2人で公園に向かいました。
私「ねぇやっぱりおこってる?嘘ついたこと」
彼「怒ってる。けど嘘ついたことじゃない。
俺を思い出にしようとしたこと、
勝手に諦めようとしたことに怒ってる」
私「ごめんね。でも気付かなかったし
そんな素振り何一つ見えなかったから。」
彼「でも何よりも怒ってるのは自分に腹立ってる!
小学4年から好きで俺の初恋でそんな大切な(私)に
悲しい思いさせたこと自分から動けなかったことに、
だから聞いて?」
私「なにを?」
彼「俺は(私)がずっと好きだった。もちろん今も大好き。
これから不安にさせたりとか心配かけたりするかもしれないけど俺を信じて俺に着いてきて欲しい。」
彼の精一杯の告白に私は涙を零し
小さく頷いた。
彼「ねぇキスしてもいい?」
私「今?笑 いいよ。」
彼とのファーストキスは
嬉し涙が混ざったしょっぱくて少し甘いキスでした。
彼「初めてのキスが(私)で俺すげー嬉しいのに
お前は違う。。。悔しい。」
と悔しがる彼。
ヤキモチ焼きな彼との恋愛がスタートしました♡
written by M
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