ありがとう!

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私には年中の時から中学校1までずっと同じクラスだった男の子が居ました。彼は、年中の時に引越して来ました。その時の彼への印象は、幼いながらにもこの人は危ない。そして、絶対嫌な事がおきると思っていたのを覚えています。そして、その予感は的中してしまい毎朝毎朝虫を見せられたり、脅かされたりの繰り返しでした。しかし、小学校4年生で7年目の時に私は彼がモテていた事もあり、女の子の嫉妬でノートが消えていたり、水をかけられたりしていました。その時に、彼はそういう女が嫌いなんだよ!と、叫びました。私は、やっぱり嫌われていたんだ。そう思っていました。しかし、その次の瞬間彼は女の子達に向かってコイツは、俺の大切な人なんだよ!くだらねーことでいじめんな!っと。私はその時、恋に落ちました。来年も同じクラスだったら告白しようと決め、小学校4年生の時はずっとアピールしました。そして、小学校5年生の時同じクラスになりました。そして、告白しましたが振られてしまいました。私は、悲しくなり、話せませんでした。そして、その後も同じクラスが続き、結局は彼から話しかけてくれてまたいつものいじりが続き、周りからは付き合わないの?など、運命じゃん!と言われ続けましたが、スルーしていました。そして、感謝とまだ好きだという気持ちを伝えられぬまま別のクラスに。その後話したのは中学校卒業式後の事。私は気持ちをもう一度伝えました。彼は優しくお前みたいにしっかりしてる人に俺みたいなやんちゃなガキは勿体ない。俺を好きになってくれてありがとう!と言って手を振ってくれました。それから、3年後道でたまたま会い、お互い変わらずに居ました。その時彼は、実はあの時お前が好きだった。でも、お前は最後の入試が残ってたから付き合わなかったっと。それから、彼には二度と会いませんでした。あの時に、今も好きだよっと伝えれていたら今彼の隣に居るのは私だったのかな。と思う事があります。

written by 紀佳

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紀佳

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