浮いてるけどそれが私。

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V系じゃなくて普通のロックバンドのライブ。

場違いなフリフリのロリータ服。
バンドやその曲にあったものじゃないのは分かってる。
そのバンドや対バンのバンドを見に来た
ファンの人から見れば、きっと異質な存在。



それは私。
ただ私が好きな服を着て、ライブに行ってるだけ。

目立ちたい訳じゃない。むしろ極力目立ちたくない。
目立ったら叩かれるって知ってたから怖かった。

だから最初は普通の服を着て行ってた。



でも、メンバーである彼と出会って変わった。

ある日
『好きなかわいい服着てきなよ。
なんかあったら俺が守ってあげるからさ!
俺も見てみたいし!』
と電話越しに言われた。

次に会える時は、新曲の発売イベント。
地元から離れるなら良いかもなと、遠征をする事に。
大阪のイベントに着ていった。
イベント後の握手会。
他のメンバーは服はスルーで遠征した事を喜んでくれた。
その場では彼もそうだった。

家に帰りついてからの彼との電話。
『可愛くてどうしようかと思った。
似合ってた本当に可愛かった!
そういうのでこれからもライブ来てよ!
それ見たら俺も頑張れるからさ!』


彼にそう言われたから・・・?
彼にお願いされたから?

違う。
誰に何言われようと関係ない。
私は私。
その為に今までロリータ服を着てきたんだった。

彼の言葉のおかげで、それを思い出すことができた。


その日から。
ロリータ服は普段だけじゃなく、
ライブでも私自身の戦闘服となった。

それから数ヶ月後、
彼と付き合う様になってからも
ロリータやゴスロリを着てデートを重ねた。





『○○(私の名前)が、○○でいるから好きになったんだ』

結婚した今でも、夫である彼は私にそう言って抱きしめてくれている。

written by ばにこ

エピソード投稿者

ばにこ

女性 投稿エピ 5

どこかのうさぎさん。 元。大好きなバンドのバンドマンの旦那様との付き合ってる時のエピソードをあげていきます。