クリスマスの日には隣にいて欲しい

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高校生カップルのクリスマス、、、キラキラしたものを想像していた。私も彼と素敵なクリスマスデートを送ると期待していた、、部活の予定表を見るまでは。

これはサッカー部のマネージャーである私とバスケ部の彼とのお話である。

彼と付き合って1ヶ月が経ち"クリスマス"というカップルが愛を深める日が近づいてきた。バスケ部は毎日忙しく、offは月に2回、クリスマスの日も練習があるという。そしてサッカー部もまたその日は重要な大会がある。だけどやっぱりクリスマスは会いたい、そう思った私は彼にLINEで「クリスマスの日会えないかな」と勇気をだして伝えた「ごめん、大会前で部活忙しいんだ、それにお前も疲れてるだろ?」と彼から返事が来た。「少しだけ会いたかったな」と送ろうとしたが、やめた。代わりに「そっか!忙しいよねー大丈夫!気にしないで!」と送ってLINEを閉じた。

クリスマス当日、彼とはデートの約束をしていない。私たちはお互い、部活に励むことになった。
試合が終わり、最寄り駅の同じ部員と一緒に帰り談笑をしながらホームに降りた時、思わず時間が止まった。私の目の前にはマフラーに顔を埋めた彼がいた。「試合お疲れ様!」そう言い、彼は爽やかな笑顔でこちらに駆け寄ると隣にいた部員に見せつけるように手を繋いだ。「、、、なんで?」私は驚きでいっぱいになった。部活を終えて急いで来たのだろうか少し髪がはねている。「やっぱり、会いたくなっちゃって」髪がはねているのに気が付き直しながら笑う彼。まさか会えるだなんて思っていた私は嬉しくてたまらなかった。

私たちは駅のイルミネーションを見ながら自動販売機で買った缶コーヒーで乾杯をした。「来年はちゃんとお祝いしようね!」と私が言ったら、彼は「お前がいるなら俺は毎年この缶コーヒーでいいけどな」と。クリスマスにどんな豪華なお祝いをするのかではなく、大事なのは隣に彼がいること。その事に気付かされました。

written by らん

エピソード投稿者

らん

秘密 投稿エピ 9