優しい彼。

コンテンツ名とURLをコピーする

中学三年生の夏。部活動を引退して高校受験を控えていた私は、家の近くの塾に通っていました。
周りの人より遅めの入会だったので、最初はクラスに馴染めず、友達も全然出来ませんでした。
すると、ある男の子が声をかけてくれました。その子のおかげでクラスに馴染め、他のクラスの友達も出来たりと楽しく過ごしていました。
秋になり本格的に受験勉強で忙しくなる中、私は当時付き合っていた彼氏に対する気持ちが分からなくなってしまい、一人で悩んでいました。
すると、最初に声をかけてくれた男の子が「なんかあった?」と声をかけてくれました。
私は話すのを躊躇っていましたが、「なんでも話してよ、一人で抱え込むのは良くないよ」と言ってくれたので、私は彼氏が優しすぎて自分が自分じゃなくなる など全て話しました。
するとその男の子は「辛かったね」と優しく話を聞いてくれ、私はその優しさに思わず泣いてしまいました。
話が終わり、少し外の風に2人であたっていると、男の子が「ねぇ、俺と付き合わない?」と言ってきたので、私はどうしたらいいかわからず黙っていると「俺、初めて君を見た時からずっと好きだよ、俺は絶対に不安にさせない。」と真正面から言ってきてくれました。
その後、私は彼氏さんとお別れして、数日後にその男の子とお付き合いさせていただきました。今は高校3年生ですが、その方と今もお付き合いしています!

written by ちょびひげ

エピソード投稿者

ちょびひげ

投稿エピ 1