私はS高校3年A組の瀬川ハナ。
この夏、飲食店でアルバイトを始めました。
そこである男の子と出会いました。
彼の名前は北野尚翔(きたのなおと)。
第一印象は大人っぽいイメージ。
口数があまり多くなくて、絶対年上だろうなぁと思っていました。
イケメンでもなくブサイクでもなく、普通の男の子って感じ。
あるバイトの日、いつもよりお客さんが少なく暇な日がありました。
その時のシフトメンバーは、私、1つ下の男の子のタクミ、そして北野さんの3人でした。
タクミとは何度かシフトが一緒だった為、話したことがあったけど、北野さんとちゃんと喋るのはこの日が初めてでした。
「瀬川さんって高3だよね?」
「はい!」
「どこの高校?」
「S高校です!」
「そーなんだー。俺の彼女もS高なんだよね」
「そうなんですか!(え、彼女いるんだ、意外 笑)」
「なんて名前の子ですか?」
「渡辺マナって言うんだけど知ってる?」
「あ、クラスは違うけど知ってます!」
「じゃあもし会ったら仲良くしてあげてね」
「え、あ、はい、わかりました
(どんな反応すればいいの?これ 笑)」
「あ、敬語じゃなくていいよ、タメなんだし」
「え、タメなの!?年上だと思ってた!」
「よく言われるー。ちなみにK高だよ。
まあ、これからよろしくね。
同い年なの瀬川さんだけだから。」
「そうなんだ!よろしくね!」
その後も世間話して、時間になったから私は退勤した。
北野くん同い年かぁ…
しかも彼女いるってめっちゃ意外!
でも同じクラスになったことないし、名前知ってるだけで顔もよく分からない…
明日学校でマナちゃん探してみよ!
episode2へつづく。。
written by jasmine
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私の最初で最後の恋。 馴れ初めから現在に至るまで エピソードにしてみます。