小学6年生で初めて同じクラスになった彼(後の主人)
彼が休んだ時は、家が遠くてもプリントを届けたり、私の折り曲げられる下敷きをよく彼に貸したり、何度席替え(抽選)しても隣になり私は凄く好きで嬉しかったことを覚えています。そんな彼が中学受験をするなんて知らずに卒業式を迎え春休みに。市立の中学入学式で彼がいない事に気づき、会いに行ける程自分に自信がなく諦め失恋しました。
中学3年間誰も好きになれず、高校になり最初の主人と出会い大人になり結婚しました。年子の男の子を授かりましたが結婚生活が上手くいかず、DV、経済的DV、浮気などが原因で離婚しシングルマザーになりました。
4年後、一人で子供達を育てながら働き毎日忙しく過ごしていたある日、SNSから「久しぶり」とメッセージが来ました。名前を見ても誰か忘れてしまっていたのですが、卒業アルバムを見ると初恋の彼だと判明!
懐かしさでやりとりを続けていると、大学卒業後東京で就職している。3ヶ月後のGWに帰省するからご飯にいかないか?と誘われました。私が小学生の頃彼に対する気持ちはバレていたようです。その後もやりとりしながら3ヶ月経ち無事に再会。※実家の両親に事情を説明し子供を預けてディナーに行きました。
好きなのかなとずっと思っていたものが確信に変わり
その帰り道、わたしから告白しました。
私やっぱりあなたが好き。でも子供も二人いるからあやふやなままは嫌だ。あなたがGW明け東京に帰るまでに返事をしてほしい。3日間。あげるから。
もし何もないまま帰ったら、連絡先もSNSも消す。
凄くドキドキして、振られたなと中学入学式を思い出しながら彼の後ろ姿を見ていました。
連絡がないまま、彼が東京に帰る前夜。
子供達と3人で住んでいるマンションのインターホンが鳴り、開けると彼でした。
家の中へ招き入れると彼が
「僕の彼女になってくれる?」と、まさかと思いましたが承諾し晴れてお付き合いが始まりました。
それから1ヶ月後プロポーズされ、さすがに断りましたが、事ある事にプロポーズされ6回目わたしから逆プロポーズをし、
2年後に再婚に至りました。
今は彼のいる東京で家族4人幸せに暮らしています。
※再婚に踏み切ったのも、子供達がママのお話を「うん、そうだね」と聞いてくれる人他にいないよ?って言ってくれた事で踏ん切りがつきました。
初恋の彼と結婚なんて、夢にも思っていませんでした。
中学入学式の私に、タイムトラベルできるなら、
その涙は無駄じゃない。今の幸せがあるから頑張れ!想いは通じる。と伝えたいです。
written by のり
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