彼からだからの特別な言葉

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高校生に入ってとっても仲の良い男友達ができた
その彼とは高一の時のはじめての席替えで彼の後ろの席が私になって仲良くなった。さらに塾が同じだったので仲良くなるのに時間はかからなかった
いつもミニテストの前には問題だしあったり、授業中には彼が後ろを向いてくるので雑談ばっかりしてよく先生から怒られていたり、クラスの人からも仲良すぎといじられていた
その次の席替えでもまた席が近くでどんどん仲良くなっていった!
わたしが前髪を切った次の日には誰も気づかれなかったのに彼だけは気づいてくれて、前髪きった?と言ってくれたり、普段ポニーテールしている私がその日はお団子だったら、頭に団子のってるよ?まあ、俺はお団子甘くて好きなんだけどさ。とかちょくちょくいじってきていた。
内心嬉しかったけど照れちゃっていつもふざけて誤魔化しいてた。
私は数学が苦手で授業が終わっても問題に悩んでいると
お前ほんと馬鹿だよなー。俺が教えてやるよっていっていつもつきっきりで教えてくれた。
それからというものの体育の時間で私が転んだら馬鹿たがらな〜気をつけろよ!とか何かある度にバカを連発されていた。
定期テスト前に私は塾で遅くまで勉強していた。友達から聞いた話だが噂で私がめちゃくちゃ勉強やっているっていうのがながらていてそれを聞いた彼があいつは本当に一生懸命やってて本当にカッコいいっていっていたらしい。
私の前ではいつもバカとしか言ってこないのに私がいないところでは私を褒めていてくれて本当に嬉しかった。
1年生が終わる日に私は彼になんで私のことバカって沢山言うの?来年同じクラスの子も沢山言われるだろうし可哀想だよ。って言ったらお前にしか言わねーから平気だよ。バーカって言われた。
本当なら嬉しくない言葉だけど彼からのバカはなんだか嬉しいのは何故だろう

written by 雪見だいふく

エピソード投稿者

雪見だいふく

女性 投稿エピ 3

高校3年生