私は小学校の時片思いしている人がいました。
当時の私はめちゃくちゃ人前に出ることが嫌いで、
猫背で、前髪も下まつげくらいのメガネ女でした。
それに比べて私の好きな人は頭も良くて、優しくて、男女問わず友達が多く、リーダーシップもあって、悪口を言わない。困っている人に手を差し伸べてくれる、そんな人でした。小学生の時、席が隣になって、仲良くなりました。最初は男友達と接していたけど、あることがきっかけで好きなになりました。私はもともとネガティブ思考で、何事にも自信がなく、あまり目立たないことを意識して、なにもできない、真っ暗でつまらない人生を歩んでいくんだろうな、ととにかく暗かったです笑笑。音楽の時間、色々な楽器を使ってみんなで演奏しようという、授業がありました。楽器決めの時、彼は積極的に手を挙げてはジャンケンで負け、手を挙げてはじゃんじゃんに負けていました、当時音楽の時間の席は彼と隣で、いつもまた負けたぁ〜と、言いながら、こっちに戻ってきていました。
私はどこにも手をあげず、やりたいのはあったけど、どうせ私なんか、あんな人数の前にいきたくない、とただ下を見つめていました。その時です。彼「お前何かやらないの?」私「あー、うん、私なんかがやって他の子ができないの嫌だし、手をあげる勇気もないし、やりたいのあるけど、、、私は余ったので良いかな。」
彼「お前ネガティブだなぁ〜、でもそれって辛くない?やりたいこと、思ったこと、出来なくて。あとで後悔しない?チャレンジしてみなよ!絶対自信に繋がるから!絶対楽しいから!」
この一言がきっかけで彼のことを意識し始めました。
それと同時に私の考えも人生も変わりました。
あの言葉がなかったら今の私はいません。
私の中になかった考えを彼は教えてくれたのです。
そこから私は下を向くのはやめました。あれをやってみたかったなぁとか、あーやって言っておけばよかったなと、思わない人生を歩もうと。
今では積極的に前に出たり、委員会に入ったり、議員をやったり、学年発表会にでてみたり、生徒会に立候補してみたりと、やりたいこと、後悔しないように生きています。それもこれも彼の言葉があったからです。もし、あの言葉を聞いていなかったらいまでもなにも行動せず、下を向いた人生を歩んでいたかもしれません。もし、また彼と話す機会があったら伝えたいです。「私の人生を変えてくれてありがとう」と。
written by ラレコルト
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